当社は、電源設計を得意としております。電源単体ユニットだけではなく、マイコンを搭載した制御回路などを電源と一枚基板化して、設計工数削減、VE対応設計を実施することが可能です。また、電源ユニットであれば、その見積の裏付けをお見せするために、見積時に回路図ならびに 部品表を添付させていただくことも実施しております。
弊社でのスィッチング電源開発設計対応は、下記の3つの選択対応が可能です。
※ 詳しくは、お問い合わせください。
OA・AV機器、通信機器、照明機器、車載機器、医療機器、防犯・防災機器など幅広い分野での実績がある技術者がサポートさせていただきます。
なお、設計ノウハウは、幅広く無償で提供させていただきます。
基板アートワークから、基板アートジョブへの ”SHINKA”!
当社は、基板アートワーク専門設計会社ではありません。各国・各カテゴリーに該当する安全規格や、ノイズ対策、放熱対策、最適部材選定を理解 した上での電源ユニットや、複合電子基板を設計しますので、委託する場合での、回路上の説明等の設計工数を大幅に短縮することができます。
なお、当社では単に規格や性能を満足させるためだけの結線は、行いません。コストパフォーマンスを考慮しながら、製造品質を向上させる工夫を盛り込むだけではなく、見た目も信頼と安心を与えるようなアートも重視した設計を実施します。
単なる”アート・ワーク”ではなく、”アート・ジョブ”を実施いたします。
電源回路部においては、基板設計の良し悪しは、性能に大きく影響します。実装配置の適確な設計はもちろんのこと、パターンの引き回し・部品実 装レイアウトにより、ノイズレベルや、設計品質は大きく変化します。
引き回しや、実装配置が悪いと、それを補うためのノイズ対策部品の追加や性能改善部品の追加が必要になり、原価が上がってしまいます。それを 回避するには、十分な電源技術ノウハウが必要になってくるわけです。
そのなかで例えば、
- 両面基板を片面化する。
- 片面基板で、限りなくジャンパー線の採用を限りなくゼロにする。
- ビーズなどの不必要なノイズ対策(ノイズ減衰用)部品を採用しない。
- 片面基板であっても、修理などの工程でのヒューマンエラーを限りなくなくすために電界コンデンサの向きの統一のみならず、SMTダイオードなどの極性があるものの向きも統一する。
弊社にて、設計をしていない製品であっても、下記の対応を実施しております。
- 問題点の抽出、再現実験評価
- 性能改善対応あるいは他製品比較検証評価
得意とする分野は、電源製品・モータドライバ製品関連などです。
他社には類を見ない解析報告
弊社は、お客様でのパワー不足や不得意分野に対して、御社製品あるいは他社製品の設計的要因・製造的要因等の解析を実施しております。
なお、製品の不具合現象を確認検証し、対策方法を提案することはもちろんのこと、下記の幅広い項目に対応します。
《解析サポート対応項目例》
- 不具合再現検証評価
- 不具合動作改善提案
- 他製品との電気的性能比較評価
- ノイズ対策・手法提案
- 安全規格などの規格類対応改善提案
- その他電気的性能面での解析報告
なお、報告書書式は、ご指定のない場合は「弊社標準フォーマット」を使用させていただきますが、ご指定がある場合はご要求に応じて。対応させていただきます。
《実績解析例》
- モータードライバ回路不具合検証・対策報告
- 完成品での不要輻射・雑音端子電圧対策報告
- 完成品での安全規格項目改善案報告
- 同等製品電気性能比較報告
弊社に電源設計開発を依頼していただいた場合、もしくは、開発評価の全試験・一部試験を依頼してただいた場合、下記該当評価項目の試験条件の詳細資料やデータフォーマットを無償で提供いたします。電源ユニット単体だけではなく、完成品全体での評価も可能です。
また、各国安全規格申請のサポートの実施とともに、各カテゴリーでのポイントなどのご支援にもお応えいたしますので、お気軽にお問い合せください。
電源ユニット単体評価や電源を取り込んだ完成品評価にも対応
弊社は、お客様での社内設計開発の各評価項目の一部または、すべてをお手つだいすることはもちろんのこと、当社が保有する評価ノウハウを無償で提供します。
電源ユニットの場合、単体では問題がない、あるいは不具合が見当たらないが、セットに組み込んだら、求める特性・性能がでない、あるいはノイズが規格を満足しないなどと言う問題が発生することは、少なくありません。しかし、電源ユニット(あるいは電源ブロック)のみを設計・評価する企業には、その電源を組み込んだ製品全体での検討・評価をしてもらえないことが多く、セットとしてスペックインしなければならない項目に課題が発生することが多々あります。本来は負荷に見合った電源ユニットがセットに組み込まれて、完成品の性能を満足させて、初めて適正電源であると言えます。また、一部のノイズ対策や性能対策をすべて、電源対策に依存すると対策による直材費が高くなることもあります。
ノイズなどは、どの周波数帯域が問題になっているのかを見極めて、負荷側で対策すべきか、電源側で対策すべきかをジャッジしなくてはいけません。なお、負荷側の電子回路や基板の問題ではなく、ハーネス等の引き回し、GNDの接地ポイントが問題になる場合も多く事例があります。これもまた適切な接地や引き回しを実施しないと、高価なノイズ対策部品の追加が必要になり、気が付けば、予定していた原価に合わないといったことにもなります。
弊社は、このようなことへも、積極的にお手伝いさせていただきます。
A 評価試験可能項目
1 入力電力/入力電流 |
2 入力変動 |
3 電源電圧変動 |
4 負荷変動 |
5 過負荷試験 |
6 過電圧印加/低電圧印加 |
7 効率/力率 |
8 突入電流 |
9 入出力リップル電流/電圧 |
10 スイッチング周波数 |
11 ASO/Vce/Ic/Idrive |
12 立上がり/出力保持時間 |
13 温度ドリフト試験/パワーサイクル |
14 出力端の短絡・開放放置試験 |
15 負荷急変試験 |
16 入力電圧余裕度/停電検出点測定 |
17 短絡/開放試験 |
18 過電圧/過電流試験 |
19 温度上昇試験 |
20 ディレーティング |
21 雑音端子電圧/雑音電力 |
22 不要幅射(雑音電界強度) |
23 ACトランジェント・バースト |
24 加速ON-OFF試験/実用性加速評価 |
25 ランダムON-OFF試験/電源操作チャタリング |
26 瞬断/瞬低試験/電源電圧ディップ |
27 耐電源変動試験 |
28 高低温動作試験/低温始動 |
29 発煙/発火試験 |
30 静電気試験 |
31 耐寒/耐熱試験/熱衝撃 |
32 高調波電流含有量試験 |
33 ヒートサイクル試験 |
34 雷試験 |
35 絶縁耐圧/絶縁抵抗試験 |
36 漏洩電流試験 |
37 落下/振動試験 |
38 MTBF (EIAJ RCR‐9102による) |
39 寿命試験 |
40 待機電力 |
41 構造 1、2,3,4(安全規格・組込) |
42 電源高周波重畳(高周波ノイズ注入) |
43 光波高率 |
44 調光タイプのMIN点灯時の状態 |
45 ランプ着脱/連結始動 |
46 LED電圧(Vf)許容範囲の確認 |
47 使用コンデンサ確認 |
48 ホタル付壁スイッチ動作確認 |
49 電源出力端-器具筐体間の発生電圧の確認 |
50 電解コンデンサ容量劣化 |
51 重要安全部品チェック |
52 塩水噴霧試験 |
53 耐水試験(湿潤試験) |
54 硫化ガス試験 |
55 放射電磁界試験 |
56 低湿エージング試験 |
57 逆電圧印加試験 |
58 実機試験(お客様完成製品での検証) |
B 電子機器のノイズ検証・対策
C 電子機器問題解析
D 製造工程評価
E 各カテゴリー安全規格評価・支援
(IEC60950・IEC60065・IEC60601・IEC61010・IEC60335・IEC61347・PSE・CCC・・・)